竹島・東海  (平成16年2月20日)
 報道によれば、日韓両国が領有権を主張している竹島の写真付切手の発行を日本郵政公社が拒否をしたという。私は拒否の理由を聞いて愕然とした。「切手としてふさわしくない」「外交上の問題を起こす可能性がある」とのこと。
 それに加えて、川口外務大臣の「(国際協調を掲げる)万国郵便連合憲章の趣旨にのっとり韓国の切手発行に抗議した。日本が発行すれば抗議の根拠を失う」とのコメントは韓国側を利するだけであり、国益を損なう発言です。
 まだまだ続く、外務省の失態。在韓日本大使館のホームページで『日本海』を『東海』と表記していた。公報文化院が発行する韓国語の月刊広報誌「日本・新便り」(2001年10月号)でも『東海』を使用されていた。
 外務省(大使館)は、「韓国の業者の翻訳文を十分に点検しなかった」「現地採用の韓国人職員に任せていたため、チェックミスだった」と釈明していますが、『竹島』にしても『日本海』の呼称にしても、わが国の主権が脅かされているということを、今一度、外務省、私たち日本人一人ひとりが真剣に考えるべきではないでしょうか。
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