民主党の若手は保守本流が主流  (平成16年3月28日)
 3月15、16日の二日間に渡って、栃木県那須で新人議員と新人候補者の研修会が開催されたことは前に日誌で報告をしましたが、その時参加した議員や新人候補者と交わした議論の中で、民主党にとっての微妙な政策課題・基本政策や研修会で感じたことを改めて述べたい。

(1)憲法の問題
最近の読売新聞の全国会議員に対するアンケート結果を見ると民主党所属国会議員の7割が憲法改正派という結果が出ていたが、研修会での夜遅くまでの議論でも憲法改正は当然という意見が主流であった。

(2)集団的自衛権の行使
昨年の衆議院選挙のマニフェストの中に「従来の政府(内閣法制局)解釈を見直して、集団的自衛権の行使は可能だ」という見解を盛り込む案(松下政経塾系や旧民社党系を中心に)が検討されたが、旧社会党系に一応配慮する形でマニフェストの中には盛り込まれなかった。研修会に参加した新人の中では国家の危機管理の観点から集団的自衛権の行使は可能にするべきだという意見が多数を占めた。

(3)民主党は若いし、保守本流派が自民党より多い
研修会は企画から当日の進行まで当選回数2回〜4回の議員が中心となって行われた。私もまだ今年36歳ですが、みんな自民党と比べて若いと感じました。民主党の当選回数4回以下の議員は自社55年体制の経験のない者ばかりであり、一部の自民党の金権体質にも毒されず、社会党(社民党)の何でも反対にも毒されていない。現在の自民党は「しがらみ保守」、「体制保守」が大多数を占めているが民主党の当選回数4回以下の議員は理念・思想に基づく「保守本流派」が多数を占めているような気がしました。

(4)保守本流と右翼との違い
私はある島根県の自民党の県議さんから「民主党の濱口は右翼だ」と言われたことがあるが、私は自分自身のことを「保守本流」と自負しているし、島根に限らず、地方では「自民党=保守」という意識を持った人が多いが、けっして自民党は保守(一部はまともな保守本流の議員もいる)ではなく、単に政権党というだけのことではないのか。研修会に参加した新人議員や新人候補者の殆ど大多数が保守本流派の連中の集まりだなと感じました。
(5)保守層対策
岡田幹事長や鳩山前代表が機会あるごとに言われている本当の意味での保守層対策(日本人の8割は保守思想を持っていると言われている)を真剣に行わないと地方(島根)では勝利はできないだろう。  
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