防衛を支える会・日本政策研究センター・裁判の打ち合わせ (平成16年7月30日)

 政治連盟「防衛を支える会」の事務局を訪ねた。事務局長は不在でしたが、理事長と副理事長にお会いすることが出来きた。今回の参議院選挙で自民党は3人の防衛庁出身の候補を比例代表選挙に立てたが3人とも落選。3人の票を足すと自民党の比例候補者の中で当選できる得票数であった。
 私が選挙前に聞いていた話では、防衛関連団体からは、自民党に対して、3人を公認するのでなく、候補者の一本化を青木幹雄自民党参議院幹事長(当時)に要請を行った。しかし青木氏は、3人が当選できなくても、3人の票がそれぞれ入れば、自民党の票になるのだから、3人を公認するという返事があったと聞いています。
(青木氏は防衛族から誰も当選しなくても、他の候補者が当選すれば、全体としては自民党の候補者の当選につながるという発想だったのかなという気がしました。悲しいな!)

 現在、曽我さん一家が宿泊している防衛庁共済組合のグランドヒル市谷で大学時代の防衛学ゼミの担当教授(現在は退職)と一緒に昼食を取った。担当教授からは民主党に対し「民主党は国家理念がない。」「憲法、集団的自衛権の行使の党内統一が出来るのか。」等の注文や質問を受けた。私は「民主党の若手の多くは憲法改正派が主流派であり、集団的自衛権の行使に関しても、行使派が多数である」と答えた。
 今の民主党の若手の憲法や安全保障(集団的自衛権)に対するスタンスは昔の民社党の政策に近いと思います。(憲法や安全保障政策に関しては、当時の自民党より、民社党の方が現実的路線を展開していた。)

 午後から、日本政策研究センターの事務局を訪問し、伊藤哲夫所長、岡田邦宏副所長と面会しました。毎月、同センター発行の「明日への選択」は購読中。
 インターネットで注文したもの含め、以下の書籍、ブックレットを購入しました。
   伊藤哲夫著「国を壊してなるものか」
   伊藤哲夫著「憲法かく論ずべし」
   西岡力著「従軍慰安婦論は破綻した」
   田下昌明著「子育てが危ない」
   中川八洋著「これがジェンダー・フリーの正体だ」
   中村粲・下條正男・呉善花・今岡祐一共著 「反日が歪める歴史」
   『明日への選択』編集部・編 「ここまで来ている男女共同参画」
   『明日への選択』編集部・編 「日本再生の旗を掲げて」(進呈を受ける)

 銀座の弁護士事務所で、殿岡昭郎氏と一緒に「竹島切手発行拒否」に対して郵政公社を相手どり、行政訴訟を起こす打ち合わせを行いました。この件に関しては、改めて活動
日誌の中で経過報告を逐次行います。

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