徹夜で完成・日歯連の1億円ヤミ献金事件と島根県 (平成16年9月3日)
 昨夜から徹夜をして、ようやく8月に阿蘇で開催された(社)国民文化研究会の合宿での中西輝政京都大学教授の御講義の要約原稿が完成した。提出締め切り(8月28日)はとっくに過ぎており、直ぐに松江中央郵便局から速達で編集担当者に郵送した。
 実際、御講義のテープを聞いて全てを原稿に起こすと、質疑応答も含め原稿用紙60枚の量になった。今回は最終的に整理をして原稿用紙40枚程度に要約をすることが決まっていたので、この作業に一番、手こずった。(日本を代表する保守論壇の先生の御講義の内容を私の能力で40枚に要約するのには大変苦労しました。)

 自民党旧橋本派(平成研究会)の日歯連からの1億円ヤミ献金事件の当事者の1人として島根県選出の青木幹雄自民党参議院会長の名前が挙がっています。青木幹雄氏自身は今回の件は「全く記憶がない」という一点張りで、「1億円の小切手の授受の場には同席していない」と述べています。しかし1億円の小切手を提供した側は「橋本元総理、野中広務、青木幹雄両氏も同席し、1億円の小切手を確認していた」と証言しています。どちらが本当のことを言っているのでしょうか。
 最近、ネット上の様々な掲示板に島根県のことが書き込まれていますが、殆どが島根県の政治風土を非難するものばかりです。特に日歯連の1億円ヤミ献金事件が世間に公になってから、増えたと思います。
 政治に対する認識が国民と島根県民とでそれほど違うとは私は思いませんが、一つだけはっきりと言えることは選挙の時に「自民党」としか書いたことのない人の比率が全国で一番高いのが島根県ではないでしょうか。
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