国連と日中関係・安来市職労結成50周年記念レセプション (平成16年9月23日)

 小泉純一郎総理は国連総会の演説の中で日本の安保理常任理事国入りへの強い意欲を示し、旧敵国条項の削除や加盟国の分担率の是正を求めた。
  それに対し、中国政府は日本の安保理常任理事国入りについて「国際社会で責任ある国として役割を発揮するなら、靖国神社参拝など歴史認識についてはっきりとした認識を持たなければならない」と述べてます。国連の分担金についても、「国連に対する分担金の多さで内部組織が決まるわけではない」と述べ、「分担金の高負担」による日本の貢献を評価しない姿勢を示しました。
 前者の歴史認識(靖国神社参拝)に関して言えば、日本国内のことであり、中国がいちいち、口を挟むこと自体、日本に対する内政干渉だと思います。
 後者の分担金問題でも、日本は年間、国連予算の19.468%(約310億円)を負担しています。一方、中国は2.053%しか負担(実際は未納状態)していません。
 中国が「分担金の高負担」による日本の貢献を評価しないというのであれば、日本が中国に行っている政府開発援助(ODA)を即座に停止するぐらいの外交姿勢を中国に対して示すべきです。(因みに、日本から中国への今までのODAの総額は、約6兆円にも上ります)

 17:30より、松江市内・ホテル一畑で行われた安来市職員労働組合結成50周年記念レセプションに来賓として出席しました。当初は9月7日に予定されていましたが、台風のため延期になり、今日の開催となりました。
 安来市職労の皆さんには昨年の衆議院総選挙でもご支援を頂き選挙選を戦いました。

 

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