民主党2005年度党大会(福岡)・陸自米子駐屯地 (平成16年12月19日〜20日)
 民主党の2005年度定期大会が19日から2日間の日程で福岡市内のホテルで開催された。今回の大会は4月に行われる福岡2区の補欠選挙に向けての総決起大会。そして次期衆議院選挙での民主党の勝利を目指す意味合いを持った大会となった。民主党にとって次回の総選挙は政権交代をかけた「関が原」の選挙となります。
 昨年11月の衆議院選挙、今年7月の参議院選挙で民主党は比例の得票数では自民党を上回る得票数を獲得しています。都市部だけでなく、地方(農村)でも着実に政権交代の地殻変動はおきています。政権交代を実現するためにも民主党は国民から安心される政策を打ち出すべきです。安心の意味は「保守」のスタンスをいかに追求するかだと思います。(今回も大会のステージには日本の国旗「日の丸」が無かった。残念、無念)

 「イラク派遣拒否」と題して、市民団体「とめよう戦争への道! 百万人署名運動山陰連絡会」が陸上自衛隊米子駐屯地に申し入れを20日に行った。私はこのような市民団体の行動は理解に苦しみます。そもそも何故、自衛隊がイラクに派遣されることが、戦争への道なのか。また、アメリカが起こしたイラク戦争が仮に不正義の戦争としても、現在は、イラク国内は新しい国家建設に向けて進んでいるわけであり、戦争が行われているわけではない。(たしかにテロは起こっているが、これは別の次元の話しだ)
 米子駐屯地へ「イラク派遣拒否」の申し入れをするという程度の平和主義、つまりは空想的・感情的平和主義は日本では通用しても、海外では通用しない平和主義論だと思います。(詳しくは拙著「機は熟した!甦れ、日本再生。」の中の『平和を守るための心構え』の中で述べています。)
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